“オペラの女王”英国ロイヤル・オペラ、威風堂々4年ぶりの来日

いまヨーロッパで一番勢いのあるオペラハウスが、これぞオペラの喜び!と快哉を叫びたくなる傑作を携え、4年ぶりに来日します。

フランス・グランド・オペラの昇華ともいうべきグノーのかぐわしい【ファウスト】全5幕と、イタリア・オペラの“申し子”ヴェルディの雄渾なドラマここに極まる【オテロ】全4幕。いずれも劇場の総合力が問われる大作です。

文豪ゲーテの長編に基づくグノーの傑作【ファウスト】は、創造の喜びを分かち合うロイヤル・オペラの象徴です。スコットランド出身の才人でオペラ、演劇界からのオファーが絶えないデイヴィット・マクヴィガーの演出は現実と魔境を巧みに描き分け、変幻自在。一方、シェイクスピアを愛したヴェルディの【オテロ】の演出は、イギリスの鬼才キース・ウォーナーに委ねられました。

きたる9月、伝統と格式を誇る英国ロイヤル・オペラの今を存分に。